学術研究基盤支援室とは

東京大学医科学研究所は白金台の緑豊かな高台に位置する、附属病院を持つわが国最大規模の生命科学の研究所です。120余年前に北里柴三郎が創立した私立衛生会附属伝染病研究所を前身としています。現在では、がん、感染症やその他の難治疾患を対象にした最先端の研究と医療が進められています。

その伝統を継承しつつ、近年の免疫学、分子生物学、細胞生物学、発生工学等の著しい進展とゲノム科学の急展開を背景に、ゲノム情報やタンパク質情報に基づいて、生命体をシステムとして捉える研究が進みつつある現状を踏まえ、研究者らが国や機関あるいは分野を越えて異なる能力や発想に出会い、協力関係を形作る場を提供していくことが重要と考えます。

平成28年度より、所長直下に学術研究基盤支援室を設置し、生命科学分野における研究をさらに促進するため、研究支援に的確に資する組織を形成しました。何卒ご協力・ご支援いただけますようよろしくお願い申し上げます。